日新システムズ 2012年度版 HEMS機器のメーカー
HEMS機器のメーカーである日新システムズについて、特徴や必要となる機器を紹介しましょう。
日新システムズのHEMS機器は、分電盤の電気量を測定するHEMSアダプタと情報を集めるHEMSサーバとアプリケーションが入ったUSBメモリの組み合わせが基本セットです。
適合する分電盤が非常に限られますが、補助金を受けることができます。
日新システムズのHEMS機器は、2年間のデータを保存できるHEMSサーバが中心となります。
OSやアプリケーションが入ったUSBメモリが別なので、故障した際にもデータの復旧が容易になるという特徴を備えます。
適合分電盤は、現在1種類に限られるところが弱点です。
また、タッチパネルモニターが別売であります。
コンセントで使用する電気を個別に計ることができる、スマートコンセントも準備中です。
2012年9月発売予定なので、追加すればより細かい電気の使用量が計測できます。
日新システムズのHEMS機器は、現状では制限が多く使いにくくなっています。
元々がソフトウェアの開発メーカーなので、機器としてはかなり弱い状態なのです。
ですが、その得意なソフトウェアを生かして、機能をカスタマイズできるところが特徴となります。
太陽光発電や風力発電、蓄電池や燃料電池、各種センサや家電制御などの機能を追加することが可能です。
日新システムズは、より幅広いエネルギーを見ることが出来る可能性を秘めたメーカーなのです。