東芝ライテック 2012年度版 HEMS機器のメーカー
HEMS機器のメーカーである東芝ライテックについて、特徴や必要となる機器を紹介しましょう。
東芝ライテックのHEMS機器は、エネルギー計測ユニットとITアクセスポイントのセットが基本です。
2012年6月発売の受注生産品で、納品まで4ヶ月ほどかかります。
認定を受けた住まいの分電盤に設置する固定タイプなので、補助金を受けられます。
エネルギー計測ユニットは、分電盤に接続して、分岐(子ブレーカー)ごとに使用する電気量を測定します。
またガスや水道の使用量も、条件が付きますが、多くの住まいで測定することができます。
ITアクセスポイントにパソコンや東芝のテレビを接続することで、エネルギー計測ユニットで測定したデータを見ることが出来ます。
さらに別売でエアコン接続アダプタやIT照明コントローラー、対応するテレビドアホンなども接続できます。
ICカードリーダーや電気錠や照明、給湯器や床暖房など、対応している製品を接続すれば、機器の遠隔操作も可能です。
対応している製品はまだ少なめですが、フルに使いこなせば住まい全体を幅広くコントロールすることも出来るのです。
東芝ライテックのHEMS機器は、エネルギー計測ユニットとITアクセスポイントを組み合わせて使用することで、照明機器や電気錠などを遠隔操作できる点が特徴です。
さらに使用する電気だけでなく、毎日の水道やガスの使用量も計ることが出来、見ることが出来るエネルギーの幅広さも魅力です。
ただ電気機器を個別に計測する機能は無いので、良く使う電気の使用量が気になる電気製品は、別回路とする必要があります。
電気の消費量が気になる電気製品が多い場合には、回路が不足して、個別には出来ないことも考えられます。
分電盤に接続することになるので、かなりの工事費用が必要です。
テレビドアホンや照明コントローラーなどを設置すると、使い勝手が便利になる反面、設置費用が高くなってしまいます。
そこで遠隔操作については、コストと便利さをよく考えて選ぶことが大切になります。
住まいで使用するエネルギーを大まかながら幅広く知ることが出来る上に、照明などを遠隔操作出来るところが東芝ライテックのHEMS機器の特徴なのです。