エコキュート スマートハウスに必要な機器
スマートハウスには、エコキュートを設置することもあります。
対応するHEMS機器は少ないのですが、エコキュート自体は省エネルギーのオール電化住宅には欠かせない給湯器です。
エコキュートは、エアコンと同じヒートポンプという仕組みで空気の熱を汲み取り、水を温めてお湯を作ります。
使用する電気の数倍の熱エネルギーを得られるので、省エネルギーにつながります。
安価な深夜電力を使うことで、さらにお湯を作る電気代を減らすことが出来ます。
エコキュートは、お湯を作る時間帯は深夜電力の時間帯が基本です。
お湯を作る際に時間がかかる上に、高価な昼間の電気代でお湯を作ると、光熱費削減のメリットがほとんどなくなってしまうのです。
そこでお湯を作る時間帯が限られ、スマートハウスと連動するメリットはほとんどありません。
エコキュートを連動できるスマートハウス(HEMS機器)は、エコキュートを遠隔操作できる点がポイントです。
普段使わないエコキュートではなく、日頃見ているHEMS機器から操作が可能です。
長期旅行の際にも、慣れないエコキュートの操作ではなく、慣れたスマートハウスの画面から行えます。
しかし、節電や省エネルギーの効果については連動しなくてもほとんど変わりません。
オール電化住宅には不可欠なエコキュートも、スマートハウスと連動させる効果はほとんどないのです。
そこでエコキュートの連動については、スマートハウスのHEMS機器選びの際にはあまり考えずに選ぶことが大切なのです。