燃料電池(エネファーム) スマートハウスで使える補助金いろいろ
スマートハウスに燃料電池(エネファーム)を設置する場合には、補助金を受けることができます。
全国で補助金を受け取れる国による補助金と、地域独自の地方自治体による補助金があります。
燃料電池(エネファーム)に対する国による補助金は、民生用燃料電池導入支援補助金 と呼ばれ、一般社団法人 燃料電池普及促進協会が募集を行います。
ただ2012年7月現在では、募集を一時的に停止しています。
再開されるはずなのですが、時期は未定のようです。
住まいに家庭用燃料電池システムであるエネファームを設置することに対する補助です。
燃料電池(エネファーム)の設置に対する補助の金額は、補助対象の機器費用から23万円を引いた金額の半分と工事費用の半分を足した金額で、上限が70万円です。
例えば機器が200万円で設置工事が20万円とすれば、200万円−23万円で177万円を2で割ると88.5万円、工事費の半分は10万円なので足すと98.5万円となりますが、補助金の上限が70万円なので受け取れる補助金は70万円となります。
補助金を受け取るには、設置する前に申込を行い、申込受理通知書が届いた後に工事を行います。
さらに設置した後の交付申請をする際には、現地調査があります。
また補助金を受け取るには、補助の対象となる燃料電池(エネファーム)を使う必要があります。
燃料電池(エネファーム)を設置する地域によっては、都道府県や市町村などの地方自治体から補助金を受けることができる場合があります。
国の補助金とは別に受け取ることができます。
例えば2012年の東京都では1kW当たり10万円の補助金を受け取ることができます。
名称は住宅用ガスコージェネレーションシステムの補助事業で、平成24年度まで実施予定です。
一般的なエネファームは、0.75kWの発電出力なので、7.5万円となります。
国の補助金と比べればかなり少なめですが、機器の価格が高いので利用できる地域では活用しましょう。
スマートハウスに設置する燃料電池(エネファーム)に対する補助金は、国による補助金が主になりそうです。
現在(2012年7月)は募集が一時停止中なので、設置する場合は補助金が再開されてから行いましょう。
設置にかかる費用が高いので、補助金を受け取ることが必須といえます。
そこでスマートハウスに燃料電池(エネファーム)を設置する前に、補助金の状況をしっかり確認して、確実に受け取ることが大切なのです。